西洋美術史講座(東京)第49回 2017年10月8日

「新古典主義美術の偉大な体現者、ジャック=ルイ・ダヴィッド」

新古典主義と革命期の美術、18~19世紀フランス絵画

10月8日、晴天にも恵まれ、63名の受講者をお迎えして、第49回が行われました。みなさん、前から座っていかれます。まず、展覧会の紹介、佐藤先生の目で選ばれたいくつかの注目の展覧会が紹介されました。前回の復習の後、今回のテーマの時代の政治的・社会的・芸術的背景、ルーヴルにある有名なナポレオンの戴冠式を描いた、ジャック=ルイ・ダヴィッドを中心に新古典主義について講義がありました。休憩後、プロジェクターを使って、数々の作品を解説と共に鑑賞しました。

ジャック=ルイ、ダヴィッド、皇帝ナポレオン1世とジョゼフィーヌの戴冠式、1805~07年、カンヴァス、油彩、629×926cm、パリ、ルーヴル美術館

ジャック=ルイ・ダヴィッド 、自画像、1794年、カンヴァス、油彩、81×64cm、パリ、ルーヴル美術館

ジャック=ルイ、ダヴィッド、レカミエ夫人の肖像、1800年、カンヴァス、油彩、174×224cm、パリ、ルーヴル美術館

ジャック=ルイ・ダヴィッド、パリスとヘレネの恋、1788年、カンヴァス、油彩、147×180cm、パリ、ルーヴル美術館

ジャック=ルイ、ダヴィッド、ボナパルト将軍(部分)、1798年、カンヴァス、油彩、81×65cm、パリ、ルーヴル美術館

 

ジャック=ルイ、ダヴィッド、サン・ベルナール峠を越えるナポレオン・ボナパルト、1801年、カンヴァス、油彩、260×221cm、パリ、マルメゾン国立美術館

ジャック=ルイ・ダヴィッド 、マラーの死、1793年、カンヴァス、油彩、165×128cm、ベルギー、王立美術館

ジャック=ルイ・ダヴィッド 、サビニの女たち、1796~99年、カンヴァス、油彩、385×522cm、パリ、ルーヴル美術館

左プリュードン、西風にさらわれるプシュケ、1808年、カンヴァス、油彩、195×157cm、パリ、ルーヴル美術館 右コレッジョ、ヴィーナスとキューピッドとサテュロス、1525~26年頃、カンヴァス、油彩、188×125,5cm、パリ、ルーヴル美術館

 

 

ジャック=ルイ・ダヴィッド、ホラティウス兄弟の誓い、1784年、カンヴァス、油彩、330 ×425cm、パリ、ルーヴル美術館